きりとりせん

Let's write what we catched with kiritorisen.

ピアノレッスン

ある水曜、雨のあと暖かく晴れる

12月になった。今月はクリスマスの曲を新しく弾けるといいね、、と思い 午前中は、生徒さんそれぞれに クリスマスまでの数回で仕上がりそうな 楽しくて、そう難しくない曲を見繕う。 ワクワク。 わたしも讃美歌をやるだろうな、、 オルガニートの譜も作る予…

発表会の季節が

発表会の季節が来るたび わたしはいつも自分のことを魔女みたいだな、、 と思う。 生徒さんが来るのを もうすぐ来るぞーと待ち構えている。 なにしろ、生徒さんが部屋に滞在するのは ほんの短い時間だ。 その間に、萎れ気味の風船をふうわりと膨らませるがご…

ぴたっとくるか

音楽をやっていて お教えしていて よく ぴたっとくるか ということがいちばんだいじだな、、 と思う。不器用だったり、拙い弾きかただったとしても その人が その人の感覚を研ぎすませて だれの言う基準でもなく、 その感覚、センス、にぴたっとくるものを …

ゆっくり弾く

ゆっくり弾く というのは いまに生きる だな と思う。いそいでいるとき わたしたちは、もっともっと となっていて いまを受け入れていない、、いそがないとき ゆっくりやるとき わたしたちは 満足いっているわけではないかもしれない いまをうけいれて (と…

三部形式②

三部形式とは オーソドックスな音楽形式のひとつで A-B-A のかたちをとっているもの。大きな作品に限らず、小さな子どもが弾くようなちょっとした作品も この形式でできていることは多いから レッスンではどのお子さんにもこの三部形式について伝えるとき…

三部形式①

3月に学校がやすみになってから わたしにしたら 意外なことに 多くの生徒さんやお母さまから ・楽器を弾ける素晴らしさを改めて感じる ・小さいころから習ってきた賜物かなと思う などのメッセージを いただくようになりました。わたしも まるでいまのため…

今年も11月に

今年も11月に レッスンにいらしている方たちとの 発表演奏会をしました。終わって、特に始めて間のない方や 大きくなられてきた方、その親御さんから多く メッセージやメールを戴いて とても温められました。 ありがとうございました。音楽というものは、、…

お子さんがレッスンを離れるときに お母さまがお手紙をくださることがあります。 それらはわたしの宝ものです。お手紙に書かれていることは もちろんおひとりおひとりちがうのだけど でも不思議と共通項もあるのです。 レッスンで得たのはこういうことだった…

ちょっとした会話

レッスン中の、7歳の女の子との会話。テキストに描かれた、目がハートになっている 男の子っぽいヘビと女の子っぽいヘビのイラストをみて わーと盛り上がっている彼女が わたしもバレンタインに男の子にチョコレートをあげたんだけどね、 その子がこんなふう…

余韻

きょうはレッスンを終えて肉じゃがやらひじきの煮物やらを作りながらじーんとしていました。レッスンにいらしているあるお嬢さんのお母さまがびっしりと書いてくださった発表会の感想の言葉、に感激して、でした。 当日も、みなさんが終わったあとそれぞれと…

満ちる

お教室の発表演奏会がちかづいてきてレッスンの時間がいま増えています。自身の時間が減っています。 がしかし、この、なにかが拡大していくような、あるいはものの密度が増していくような、あるいはなにかが流れ込んでくるような、この感じはなんだろう、、…

今週で

今週で、お教室の年間の所定のレッスンは無事終わりました。 (補講や追加のレッスンはまだあるけれど) お約束を果たせなかった年はまだないのだけれど今年ほど、お約束通り無事にできたことに安堵した年もないかも、、 1年間ありがとうございましたという…

新しいページをめくる

プログラムの表紙の一部をつかって つくったCD-R 先月の発表会写真をみなさまに コピーしました。 これをお手紙と一緒にお配りしたら 今回の発表会関連はおしまいです。 → 新しくピアノを始めた 未就学の小さいお子さんもいて、 またわたしも新しい気持ちに …