きりとりせん

Let's write what we catched with kiritorisen.

ぴたっとくるか

 

 
音楽をやっていて
お教えしていて
よく
ぴたっとくるか
ということがいちばんだいじだな、、
と思う。

不器用だったり、拙い弾きかただったとしても
その人が
その人の感覚を研ぎすませて
だれの言う基準でもなく、
その感覚、センス、にぴたっとくるものを
内側をつかって
探していく、
ピントを合わせていくように、
そして
なにか自身のなかのプラズマのようなものが
音に、ぴったりと合わさる、
ということがあれば

その表現は伝わる。

その人は癒され、元気になり、
そして
聴いた人にも同じことが起こる。


カウンセリングやセラピーのセッションを
するようになって
思うのは
言葉をつかっていくセッションも
おんなじなんだ
ということです。

その人が
その人のなかでまだ、はっきりしていない、
ときにもわもわしている
「それ」に
ていねいに
フォーカスしていく。

そして
こうだったんだ、、!
というぴたっと現象が起こって

ほんとはこう感じていたんだ、
とか
ほんとはこうしたいんだ、
に出会えれば

その人は、出会ったぶんすっきりし
癒され
元気になる。


わたしは、そこのところを
どうにもだいじにしたいみたいです。


そして
音楽で
それがわずかでもできているからと言って
その上にあぐらをかいていたら
しかたないんだ
ということも
学んでいる気がします。


なにかいま
ちょっとした疑問や
気に入らないこと
なんだか納得しきれないことがあったら
それはチャンスだ。

そこにフォーカスしてみよう、、、、