音楽

ありがとうございました

ソノリウムでのリサイタルが終わりました。お忙しいなかご予定くださり足を運んでくださった方々、ソノリウムのオーナーとスタッフさまに心から御礼申し上げます。 それから当日のサポートを喜んで引き受けてくださり、山のようなお仕事をしてくださったナミ…

D960

去年の今ごろは 父の病院にほぼ日参していて ピアノは弾いていませんでした。シューベルトD960のコンサートをしようと その前の年にとっていたソノリウムも キャンセルしていました。がんばるよと父が言っているのだから まだ連れていかないでと 天国のおば…

小さな時間

コンサートをする とは 時間を作ることだなと 最近よく思っています。音だけの時間、 音にあふれる時間、言葉の後ろで、なにかの行動の後ろで 音楽はとても大きな効果をもちますがただ音だけを聴くという時間は きっとそんなに多くはない、、お料理を召し上…

こころ、言葉、場所

何年前からか、、忘れましたが ルイレーリンク先生のこの文章はときどき読み返します。http://www.piano.or.jp/report/04ess/louis/2008/03/31_4551.htmlどの審査員も自分の「基準」があると思いますが、私の審査基準は「正しい演奏・上手な演奏」よりも、「…

音楽は音で

きょう、レッスンで バッハの、ピカルディ終止の曲 (最後の最後に、とつぜん光が射したように 短調から長調に解決して終わるもの) を弾かれていた方が その終わりかたにとても驚いていらした。 これは、なんなんですか? なにが起こったんですか? と。そ…

木蓮の花

先週末、まんなかの子の吹奏楽の 定期演奏会に行くとき 末っ子は面倒くさそうだった。 なにか観ていたものがあったみたいで。 で、行きながら 素晴らしい出会いがあるかもよ? 音楽との、、 なんて言ってみたら もう出会ってるよ! と即答されたのでちょっと…

プロセス

曲を自分のものにしていくとき、 程度はともかく、いくぶんかであっても、 その曲になっていく、というプロセスが起こる。 そして、いくぶんかであっても、 そのプロセスのさなかに湧いてしかたない 曲を弾きたいという気持ち、、 お風呂に入っていても、 早…

シューベルト 作品90

10年ちかく前、ある試験でシューベルトの即興曲 作品90の2 を弾いたときの、審査員でいらしたある大御所の先生のコメントは 「積極性あふれる表現の持ち主であることがわかりました」 というような内容で また別の審査員の先生、著名な演奏家の、のコメント…

音と言葉のコンサート

12月1日の夜つつじヶ丘のクロロッポさんで音と言葉のコンサートがあります。昨秋のリサイタルで上演した" シューベルト「楽興の時」の断片による梨木香歩「ペンキや」"を再演します。 どうぞゆっくりたのしみにいらしてください。ピアノと朗読の音楽物語12月…

シューベルト・チクルス 2

先日のシューベルト・チクルス エリーザベト ・レオンスカヤの、 について なにか959についても と思うと彼女の無造作なくらいの 弾き方が思い出されます。ステージに出ていらして なんとなく不器用さを感じさせるお辞儀を 深々と一度したら すぐに椅子にど…

シューベルト・チクルス

先週 エリーザベト・レオンスカヤの シューベルト・チクルスを 聴いてきました。わたしが行ったのは 568, 784, 959 のソナタの日です。プロフィールに 彼女のことは「慎み深い」と 書かれているのだけれど それを 一言も発することはないコンサートのなかで …

どこまでも

子どもが夜、きょうは 好きなだけ遊んでていいよ と言ってもらった とかだいじな人が だめなところも含めてぜんぶいいよ と言ってくれた とか、、、シューベルトのD568のソナタについて 思うことは いろいろあるのだけどぜんぶをどこまでも肯定する 肯定して…

揺さぶられる

もうすぐ、コンサートから2週間になるけれどきのうお会いした方は「ふっと蘇って、涙が出たりするんですよね、、」と涙ぐみながらおっしゃっていてわたしもしんみりしました。 あの日、ぜんぶ終えて退場するときたくさんの方がちょっとした空間に立ち会って…

言葉のなかの音

11月26日のコンサートの演目のひとつ シューベルト「楽興の時」の断片による 梨木香歩「ペンキや」 に寄せて書いたもの から - - - - シューベルト「楽興の時」は 6つの小品で成っています。ふとしたインスピレーションから生まれたと思われる 一筆書きのよ…

ふしぎ

きのうの空は綺麗でした。 ピアノを弾きに行った遠くの駅で。 ピアノを弾くと のめりこんでしまって どうしてもそれだけの人、になってしまう。わたしが、好むと好まないに関わらず いただいた(人生の)課題には バランスを取る という 地味で、奥深いお題…

クララシューマン in 「友情の書簡」

クララシューマンよりブラームスへ、の手紙から。「私は美しい音楽作品を再現することに、使命を感じるのです。 (中略) ピアノ演奏は私の人格の重要な一部分なのです。 演奏は私にとって空気であり、私はそれを深く呼吸します。 一方、聴衆の前で演奏に半…