きりとりせん

Let's write what we catched with kiritorisen.

新しいページをめくる

プログラムの表紙の一部をつかって
つくったCD-R
 
先月の発表会写真をみなさまに
コピーしました。


これをお手紙と一緒にお配りしたら
今回の発表会関連はおしまいです。



新しくピアノを始めた
未就学の小さいお子さんもいて、
またわたしも新しい気持ちに
なっています。


物心つく前から
レッスンを受けてきて
あたりまえのようにレッスンをご提供
してきたわたしには
レッスンというのは本当に空気のような
自然なものですが


初めてのお子さんにとって
ピアノの小さな部屋で
わたしとふたりですすめる
レッスンというのは
ぜんぜん自然ではないのだということを
また思い出します。


お母さまはたいてい、
人見知りするお子さんが
レッスンに適応できるのかと
心配されます。


適応できなかったお子さんはいないので
わたしはそこはまったく心配しませんが


その慣れていってくれるペース
というのは
ひとりひとりのもので
大人が期待するような
芳しいペースではないかもしれなくて


でもかならず、そのお子さんのぺースで
毎回前進が見えて、


たとえば初めてのときはコソコソ声でだけお喋りしてくれた
お子さんが
次のときは、ふつうの声で話してくれるようになり、
というふうに、、


その鮮やかさに驚かされる。


わたしもいつも
新しいページをめくる気持ちで
レッスンをしたい。
という気持ちになります。