きりとりせん

Let's write what we catched with kiritorisen.

手を動かして書くと

 

朝の空港で、ノートに向かいながら、9月14日


口というのは
オープンするから
人のエネルギーの出入り口である
というのは
まあそうだとして

手というのも
やはり出入り口なのだなと思う。


無心で、手を動かしていると
あ、と思いつくことってある。
例えば料理中、、、

手を動かすことで、インスピレーションはやってくる。

シュタイナーの教育では
すべてのことを
手を身体を動かしていくことで
体験しようとするのだけど

それも
手を介して入ってこないこと
頭だけで理解したと思うことは
身にはならないから。


最近、ペンを持って、手でノートに書いていると
タイプするのとはちがうな
言葉の生まれかたが
と思う。

手で書く
手で文字をかたちづくって目に見えるようにする

心地よさ、身体的な快があって。
そして
ある意味勝手に気づきが展開していくところがある。
書きながら
どこか、探しものをしていくみたいに。


そうして得た言葉を
見出したなんらかの、自分にとっての真実を
手で文字にして刻むと

見出したものは
家を建てるみたいに
現れることができて

わたしたちはそこに
生きることができるのだなと感じます。