きりとりせん

Let's write what we catched with kiritorisen.

言葉にすると、あらわれる

 


台風(だったのかどうか?)のあとの朝
しんと涼しくて
汗もかいていないから
入ったものかどうか?
と思いながらも
お風呂に入った。

ひねったシャワーのお湯が
温かくからだに沁みる、、
あったか!とひとりごとを言ったら
そのじわっとした気持ちよさが
アップしたから
あ、と思いながら
また何度も
あったか、、、と言ってみることでした。

言葉にすることで
その感覚は、増すんだなー。


だとしたら
親というのはほんとうに、
この世界を紹介する重大な任務を背負った
係、だなあ。

言葉を教える人。
言葉というか、、、
「こんな」気持ちになっているときに
「嬉しいね」と言い
「こんな」目にあっているときに
「やだね」と言う。
ありとあらゆることを
カタチにしていく術を伝える人、
その模倣すべき例を示す人。
子は
その案内された世界に生きる。。

言葉というのは
コミュニケーションのツールである前に
まず
世界という、人が生きるための器を
かたち作る材料なんだな、、

言葉にすると、世界は現れる。