ちょうどぴったりと

きょうの晩につくったのは
フライパンものばかり
いくつかで
お肉もお魚もあったのだけれど

わたしとしてのメインは
ズッキーニとお豆腐の炒めもの
オリーブ油とにんにくでの
でした。

ぐっと我慢? して醤油を入れずに
しあげる。
そのときの、垣間フライパンのなかに
入ってしまったみたいな快感、、

その快があるときは
とってもおいしくできあがります。

いそいそといただきました。


むかし、村上春樹さんの
「そうだ、村上さんに聞いてみよう」
のシリーズが
とても好きで
ぜんぶ読んでいたのだけれど

そのなかの質問でたしか、

旦那さんがアーティスト志望かなにかで
自身の活動に邁進しているため
台所とかはやろうとしないのだが、、

というのがあったんですよね。

で、その質問への村上さんの回答が

何を言ってるんでしょう、
アートの類は
日常のこまごまとした作業の裏に
ちょうどぴったりとくっついているもの
なのです
というようなものだった。

もっと絶妙な書きかただったはずだけど
ちょうど裏にぴったりと
はあったと思う。

それを折りに触れて思い出すのは
それを読んだ20年近く前なのかな、のわたしは
それが感覚としては
ぴたっとこなかったから。
しかし途中までひっかかっていたから。

いまはわかります。
でもこれを説明するのはむずかしい。
ちょうど裏にぴったりと
はすごい表現だと思う。


「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi original (66号))


「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi Original)