花と木

20220202

年が明けてから立春までの日々というのはしぜんと、 火をかけた鍋の底から ぶくぶくと泡が沸いてくるみたいに今年忘れないでいようとか これを大切にしようと思うことが半ば勝手に、 沸き立ってきたのをつかまえるのにちょうどよい長さだなと毎年思う。それ…

2122

2021最後の日の光は 家へ帰る途中の坂道を真ん中の子とのぼりながら みました。いまはもう真っ暗で 2021と2022の間の、ぽかっと浮かんだ、いや沈んだ 時間のなかです。 きのうは、その前の晩にとつぜん そうだ、となり 映画 matrix resurrections を観てきま…

ある水曜、雨のあと暖かく晴れる

12月になった。今月はクリスマスの曲を新しく弾けるといいね、、と思い 午前中は、生徒さんそれぞれに クリスマスまでの数回で仕上がりそうな 楽しくて、そう難しくない曲を見繕う。 ワクワク。 わたしも讃美歌をやるだろうな、、 オルガニートの譜も作る予…

発表会の季節が

発表会の季節が来るたび わたしはいつも自分のことを魔女みたいだな、、 と思う。 生徒さんが来るのを もうすぐ来るぞーと待ち構えている。 なにしろ、生徒さんが部屋に滞在するのは ほんの短い時間だ。 その間に、萎れ気味の風船をふうわりと膨らませるがご…

夏の終わり

夜、開け放した窓の外から 秋の虫の声が響いてきます。たいていは遅めのごはんを終えて 片づけもしたら 練習をしようかな と思うのだけど迷う。 このいまだけの響きをゆっくりと聴いている のもいいな、、、 お盆のころ、涼しいところへいったら 終わろうと…

末摘花

末摘花は 笑いものになるほど器量がよくなく 歌も冴えず かつ常識にも欠けて とんちんかんな振る舞いをするような女性でだから源氏にも 呆れたような歌を返してもらったり なんであんな人と関わってしまったかな、、 と思われながら 続いていったわけだけれ…

rewrite

小さな、書き換えの話。 小学校1年生のとき クラス全員がひとりひとつずつ じぶんの鉢で朝顔を育てていました。 いまの小学生と同じように、、担任の先生にマジックで大きく それぞれの名前を書いてもらった プラスチックの青い鉢が 校門を入ってすぐのテラ…

断片

モンスターズインクという映画が ありました。子どもと一緒に何回観たかな、、あの世界では かわいい子どもたちの ギャー!!という 恐怖によるスクリームが モンスターズインクなる会社の売る 動力源になっていてそれで子どもたちは 夜な夜な恐ろしい目に遭…

もしかしたら

もしかしたらの思いつき。自身を、 自身を取り巻く環境すべてを、 過去のわたしを、 目に見えないものもののなかの自身を、 俯瞰してみることができるようになればなるほど、 音楽をもまた、 ミクロな視点ばかりでなく、 大きなまとまりとして捉える その度…

5月某日

末っ子がまんなかに 数学のなんとかを教えて、と頼んで 教えてもらっていた。ふたりの声が聞こえてくる。 上の子がまんなかに なにか教えてあげてる、のも、 わたしは猛烈に好きだった (今もです) が、まんなかの教えてるのも、いい。。なんでだろう? わ…

三部形式②

三部形式とは オーソドックスな音楽形式のひとつで A-B-A のかたちをとっているもの。大きな作品に限らず、小さな子どもが弾くようなちょっとした作品も この形式でできていることは多いから レッスンではどのお子さんにもこの三部形式について伝えるとき…

三部形式①

3月に学校がやすみになってから わたしにしたら 意外なことに 多くの生徒さんやお母さまから ・楽器を弾ける素晴らしさを改めて感じる ・小さいころから習ってきた賜物かなと思う などのメッセージを いただくようになりました。わたしも まるでいまのため…

pay it forward

ふと思い立って 映画「ペイ・フォワード」を観ました。むかし、本田健さんが これを観たことがきっかけで 自費で本(初めての著作となるもの)を作り たくさんの人にプレゼントすることになった というのを読んでから ずっと気にしていたはずなのに 観たこと…

ジョジョラビット雑記③

またまたジョジョのママのはなし。ジョジョのママは 戦時下でも赤い口紅をひいて お洒落をし 明るく寛容にありつづけ ジョジョをみまもりそしてじぶんのできることをした。 反ナチ運動をし ユダヤ人の女の子を匿い それによってゲシュタポにみつかること に…

ジョジョラビット雑記②

ジョジョのママはいつも ジョジョの靴ひもがほどけていると言っては ていねいに靴ひもを結んでくれた。 くりかえしくりかえし。やがてジョジョは、ママや、だいじに思う女の子の 靴ひもを結んであげるようになる。そういうことだな、、と思う。内在化。わた…

ジョジョラビット雑記①

「怖れを捨てて信じるのよ」 「どうやったらわかるの? その人が信じられる人って?」 「、、ただ信じるのよ」映画「ジョジョラビット」での ジョジョのすてきなママと、ある女の子との会話。あっ、と思ったのだけど なにしろあっ、で、その前のQがどんなも…

愛するということ

ただそこにいる というのも 愛だと思う。ただ受け入れる というのも 愛だと思う。なんら積極的でなく おもてにはなんにも見えない ありかただったとしても意図をもって そうあるときは 強い愛する になる。 - - -窓辺のヒヤシンス これは黄色なのか白なのか…

1920

12月30日、 きのうは今年最後のお仕事の日で 夕刻からは 楽しいコンサートパーティへうかがい ちいさなものを弾かせていただきました。思いがけずたくさんの人が コメントしてくださって とっても嬉しかったのだけどいちばん嬉しかったのが 「なんでそんなに…

今年も11月に

今年も11月に レッスンにいらしている方たちとの 発表演奏会をしました。終わって、特に始めて間のない方や 大きくなられてきた方、その親御さんから多く メッセージやメールを戴いて とても温められました。 ありがとうございました。音楽というものは、、…

からだとこころは、、

からだをすこやかにする取り組みでよく思いつくのが・ダイエットやデトックス (余計なもの、老廃物などをなくす)・筋トレ (運動して筋肉をつける)だけれどこれ、心について考えるときも おんなじだ、、と思い当たりました。 ・(心の)デトックス 認知に…

おかしなことを

ときどき あっっっ!! と思い出します。いつのまにか 不必要なマジメパワーみたいなものを 自分に 重ねてはくっつけていた のを、、、いつからマジメ教の一派になってた? みたいに。わたしは とっても真面目一辺倒な母 と おふざけ大好きな父 の子どもで性…

新しい朝

新しい時代の始まった日の朝は 神戸にいました。小雨だったのだけど 山を歩く。気持ちよかった! le 新緑 あちこちで見かけた のびのびと咲くこの花は ムラサキツツジだと思うのだけど 街に帰ってきて見るツツジの花より ずっと小さくて可憐なのです。 よい…

音楽は音で

きょう、レッスンで バッハの、ピカルディ終止の曲 (最後の最後に、とつぜん光が射したように 短調から長調に解決して終わるもの) を弾かれていた方が その終わりかたにとても驚いていらした。 これは、なんなんですか? なにが起こったんですか? と。そ…

風、緑、桜

お店で羽織ってみて、 それほど似合っていたわけでもないのに あとで気になってしかたのないジャケットがあり、、 これはずっと引きずるだろうと思って ぴゅっと、光の速さで出掛けて買ってくることにして 電車に乗る。20歳くらいのころ ニューヨークで、…

木蓮の花

先週末、まんなかの子の吹奏楽の 定期演奏会に行くとき 末っ子は面倒くさそうだった。 なにか観ていたものがあったみたいで。 で、行きながら 素晴らしい出会いがあるかもよ? 音楽との、、 なんて言ってみたら もう出会ってるよ! と即答されたのでちょっと…

お子さんがレッスンを離れるときに お母さまがお手紙をくださることがあります。 それらはわたしの宝ものです。お手紙に書かれていることは もちろんおひとりおひとりちがうのだけど でも不思議と共通項もあるのです。 レッスンで得たのはこういうことだった…

ざくざくと踏みながら

連なる日にちという 葉っぱの山のような線路を ざくざくと けっこうな音を立てて踏みながら 進んでいるなあここのところ、、 といま思いました。そんななか 怖いということについて 思うことが なんどかありました。たとえば 本番が怖いと思うとき まったく…

数日前、ふと思いつき 新しい曲をさらい始めた。 けっこうないきおいで、、きょう夕方 末っ子が わたしがさらっている ピアノの部屋から 「ママが最近手を出した曲、好き」 と言いながら出て行った。 手を出した、、、おかしい、、、 あじさい

ほぼほぼ

この2年くらいのいろいろ を通じて ほぼほぼ確信していること、は たいへんなことは恵みなのだ ということ、、自身の、身近な人の、病気、怪我、 うまくいかない関係、 暗礁に乗り上げた計画、 どれもが そのさなかに わたしに愛をおくり わたしに温まる関…

満ちる

お教室の発表演奏会がちかづいてきてレッスンの時間がいま増えています。自身の時間が減っています。 がしかし、この、なにかが拡大していくような、あるいはものの密度が増していくような、あるいはなにかが流れ込んでくるような、この感じはなんだろう、、…